「Apexで赤マークが出て撃ち合いに負ける」――それ、エイムじゃなく回線(パケットロス)が原因の可能性大です。
この記事は、“いま直せる設定”と“乗り換えないと直らない回線品質”を切り分けて、最短で解決に持っていきます。
撃ったのに当たらない…右上の「赤マーク」の正体は“パケットロス”
「撃ったはずなのにダメージが入らない」「敵がワープする」「遮蔽に隠れたのに撃たれる」。
Apexでこういう現象が起きて、右上に赤い警告マークが出るなら、まず疑うべきは パケットロス(Packet Loss)です。
パケットロスとは、あなたのPC/PS5/Switchからサーバーへ送った(または受け取るはずだった)データが、途中で落ちる現象。
Apexはリアルタイムで大量の“小さなデータ”をやり取りしているので、速度(Mbps)が速くても、一部でも落ちると体感が一気に崩壊します。
- 軽い乱れ:設定・有線化・ルーター見直しで改善できる
- 夜だけ酷い/毎晩同じ時間に赤マーク:プロバイダ混雑など 回線の品質が原因のことが多く、設定では限界
まずは、Apex公式(EA Help)が案内している方法で、Pingとパケットロスをゲーム内で可視化しましょう。
まず敵を知る:右上の「赤マーク(警告アイコン)」全種類の意味
Apexには複数の警告アイコンがあります。“どの赤マークか”で対策が変わるので、ここを最初に整理します。

「赤いの出たら全部“ラグ”でしょ?」

「雑すぎる。赤マークの種類=原因の場所だ。適当にルーター再起動しても直らん。」
Apexの赤マーク一覧(意味・体感・優先対策)
| アイコン名 | イメージ | 代表的な見え方 | 意味 | 体感症状 | 原因の場所(多い順) | 優先対策 |
| パケットロス(Packet Loss) | ![]() | 赤い四角が並ぶ系 | データが途中で落ちて届かない | 弾抜け/ワープ/撃ち負け増 | 自宅Wi-Fi・LAN/ルーター/プロバイダ混雑 | 有線化→同居帯域整理→ルーター見直し→回線品質 |
| レイテンシ(Latency/High Ping) | ![]() | メーター系 | 応答が遅い(Ping高い) | 入力が遅れて当てづらい | 距離/経路(ISP)/回線混雑 | 近いデータセンター選択→経路改善→回線 |
| 予測エラー(Prediction Error) | ![]() | 点線・ドット系 | サーバー予測と自分の動きがズレる | カクつき/瞬間移動っぽい | パケロス/ジッター/サーバー負荷 | パケロス対策優先+夜間混雑チェック |
| 混雑(Congestion) | ![]() | 枝分かれ(トライデント)系 | サーバー/経路が詰まり気味 | ガクガク/遅延の波 | サーバー側/ISP混雑 | 時間帯変更・サーバー状況確認→回線 |
| UCMD Delay(入力遅延) | ![]() | 入力遅延系 | 入力→反映まで遅い | 撃つ/振り向きが遅れる | デバイス/設定/PC負荷が多い | FPS/入力設定・USB・負荷軽減を優先 |
※アイコンの呼び方や見え方の解説は、コミュニティで一般化している整理(メディア/攻略系)に基づきます。
※Ping・パケットロスの確認やデータセンター切替はEA公式手順が最優先です。
Apexでパケットロスが起きる“3つの場所”と特定方法
Apexのパケットロス(赤マーク)は、ざっくり ①自宅(端末〜ルーター)②経路(プロバイダ)③サーバー(EA側) のどれかです。
1)まずはゲーム内で数値を出す(Performance DisplayをON)
EA公式は、Apex内の Performance Display をONにして、Ping(レイテンシ)やパケットロスを確認する手順を案内しています。

- 「たまに赤マーク」→ Lossが0%でも一瞬跳ねることがある(体感は強烈)
- 「夜だけ赤マーク」→ 経路(ISP)混雑の疑いが濃い
- 「全サーバーでロス高い」→ 自宅側の可能性が上がる(EA公式も“自分の接続”を疑う流れ)


「どこ見ればいいの?」

「LatencyとLossだ。スクショ撮って“いつ・どれくらい”を記録しろ。原因切り分けが一気に楽になる。」
2)原因①:クライアント(自宅)
- Wi-Fi干渉(電子レンジ/壁/隣家)
- LANケーブルの劣化・カテゴリ不足
- ルーター処理落ち(同時接続多い、熱、メモリ枯渇)
- 同居人の4K動画・クラウドバックアップで上りが詰まる
3)原因②:ネットワーク経路(プロバイダ/ISP)
ここが最大の盲点。
「夜だけラグい」「21〜24時だけ赤マーク」は、経路側が混んでいる典型パターンです。
IPoEでも、エリアや事業者の設備状況で“詰まる夜”は普通にあります。
4)原因③:サーバー(EA側)
シーズン開幕直後・イベント時は、サーバー混雑・障害で赤マークが増えることがあります。
EA公式でも「サーバーが混んでいる/問題があるなら、状況確認を」と案内しています。
この場合、ユーザー側でできることは限られます。
【レベル1】今すぐできるパケロス改善策(設定・ハードウェア編)
結論:Apexのパケットロスは「まず有線」
Wi-Fiは便利ですが、対戦FPSでは不安定要素が多すぎる。
Apexで赤マークが出るなら、有線LAN(Ethernet)が最優先です。EA公式も、ラグの原因例として“Wi-Fi利用”を挙げています。

「5GHzならいけるって聞いた!」

「“いける日もある”が正解だ。勝ちたいなら“ブレない環境”に寄せろ。」
LANケーブル:CAT6Aが“現実的な最適解”
- CAT5e:とりあえず動くが、古いと品質にムラ
- CAT6A:ノイズ耐性と安定のバランスが良い(おすすめ)
- フラット(きしめん)ケーブル:取り回しは良いが、環境によってノイズ影響を受けやすいことがある
DNS変更:Pingが劇的に下がる…は期待しすぎない(でも安定には効く)
DNSは「名前解決(apexの接続先を探す)」の仕組みで、試合中ずっとPingを下げ続ける魔法ではないことが多いです。
ただし、環境によってはルーティングや応答の安定に寄与するケースもあるので、赤マークが出る人は試す価値あり。
Cloudflare:1.1.1.1 / 1.0.0.1
Google Public DNS:8.8.8.8 / 8.8.4.4

バックグラウンド通信を止める(“上り”が詰まるとApexは死ぬ)
- Steam/EA Appの自動更新OFF
- Windows Updateの最適化/配信系を一時停止
- クラウド同期(OneDrive/Google Drive)を止める
- Discordの画面共有・高ビットレート配信を控える
【レベル1.5】MTU値は“決め打ち”するな:まず「いまのMTU確認」→必要なら調整
「Apex パケットロス」「ラグ 治し方」でMTUが出てきますが、“PS5はMTU〇〇が最強”みたいな決め打ちは事故ります。
最適値は、回線方式・ルーター・経路で変わります。

「MTUって何?変えると強くなるの?」


「雑に言うと“1回で運ぶ荷物の大きさ”だ。大きすぎると途中で分割(断片化)され、相性が悪いとロスや遅延の原因になることがある。」
方法1:いまのMTUを“確認するだけ”(一番ラク・おすすめ)
まずは変更せず、現在のMTUを見て「変える必要がある状況か」を判断します。
Windows(いちばん簡単:コマンド1本)
- スタート → 「cmd」または「PowerShell」を検索
- 右クリック → 管理者として実行(できれば)
- 次を入力してEnter【netsh interface ipv4 show subinterfaces】
- 一覧の「MTU」列を確認(Ethernet/Wi-Fiの行に出ます)
※netsh interface はMicrosoftの公式コマンドです。
判断の目安
- ふつうの有線LANで 1500 が出ていれば、まずはOK(不用意に触らない)
- VPN/特殊ルータ/一部回線でMTUが低めのことがあり、そこがヒントになる

「確認した!で、次どうする?」

「赤マークが出る“時間帯”とセットで判断だ。MTUは万能薬じゃない。まず有線と混雑切り分けが先。」
方法2:自分の回線で“上限MTUを測る”(Pingで断片化チェック)
「断片化が必要」エラーが出ないサイズを探して、そこからMTUを推定します。
(※ここは上級者向け。できる人だけでOK)
超ざっくり手順(Windows)
- PowerShellを開く
- まず大きめから試す(例:1472)
- エラーが出たら少し下げる → 通った最大値を探す
- 最大ペイロード + 28 がMTUの目安(一般的な計算)
※「ping -f」測定は環境依存があるので、あくまで目安として使ってください。
【レベル2】ルーター設定とネットワーク機器の見直し(ここで直る人は多い)
結論:ルーターは“再起動”だけで改善することがある
ルーターは小型PCです。長時間稼働でメモリが詰まったり熱で落ちたりします。
- 電源を抜く → 60秒待つ → 再起動
- 可能ならファーム更新
- QoS(ゲーム通信優先)は“家族同居”の救世主
- 同居人が動画を見る家庭は、ルーターのQoSでゲームを優先させると改善することがあります。
ただし、ルーターの性能が低いとQoS自体が重荷になることもあるので注意。
- ポート開放(Port Forwarding)は“最終手段”
- NATが厳しい/不安定な場合に効くことがありますが、家庭環境によっては逆効果もあり得ます。
「何をどう開けるか分からない」なら無理に触らず、まずは有線化・ルーター更新が先。
【レベル3】根本解決:回線(ISP/プロバイダ)が原因のパケロスは“設定じゃ直らない”
ここまでやってもダメなら、原因はかなりの確率で回線の品質(特に夜間の混雑)です。
「夜だけApexがラグい」の正体
夜(21〜24時)に赤マークが出やすいのは、
- 家の中だけでなく、地域全体で動画・配信視聴が増える
- 経路(ISP)の設備が混み、Loss/Jitterが増える
という構造が多いです。

「じゃあ俺、詰み?」

「詰みじゃない。“設定で直る層”と“回線で直す層”を分けて考えろ。お前が後者なら、武器(回線)を変えればいいだけだ。」
Pingより怖いのは「Jitter(揺らぎ)」
Apexは、平均Pingが低くても一瞬の揺らぎ(Jitter)で撃ち合いが壊れます。
- 平均は良いのに、戦闘中だけワープ
- 被弾判定が遅れて一方的に溶ける
こういう“理不尽”は、回線品質の影響が大きいです。
10G普及+ゲーマー向け(混雑回避)の価値が上がる
回線は「最大速度」より、混雑しにくい設計(経路・優先・独自網)のほうが、Apexの赤マーク対策として効きます。
設定で直らなかった人へ:👉 オンラインゲーム向け光回線最新ランキング(2026年最新版)の記事はこちら
※ここで「Apex/オンラインゲームに強い回線」を目的別に比較してます。(“回線 強い”を探してる人は先に見た方が早い)
結論:Apexのパケットロス(赤マーク)を消す最短ルート
最後に、迷わない順でまとめます。
- 赤マークが出たら:まずPerformance Displayで Ping/Lossを可視化
- 最優先:Wi-Fiをやめて有線/LANケーブルを見直す(CAT6A推奨)
- 次:ルーター再起動・QoS・バックグラウンド通信停止
- それでも夜だけダメ:回線品質(ISP混雑)の可能性が高い → 乗り換えが最短

「結局、勝ちたいなら回線が武器ってことか…」

「そうだ。Apexは“環境ゲー”でもある。言い訳できない環境を作ってから、実力で殴れ。」

元家電量販店店長。在職中は1万人以上のお客様のネット環境相談に対応。「専門用語が難しすぎる」「結局どれが安いの?」という声を現場で聞き続けてきました。 店頭ではノルマがあって言えなかった「本当にコスパの良い回線」や「無駄なオプションの断捨離術」を忖度なしで発信中。あなたのライフスタイルに最適な“正解”を一緒に見つけましょう。











